コーヒーは非常に多くの人に好まれています。
特に、朝に飲んだり、食後に飲むことで気分がすっきりしたり、眠気を抑えることができます。
また、偏頭痛に悩まされている人の中には、コーヒーを飲むことで症状が改善されるという人もいるということです。
コーヒーと偏頭痛に関係性はあるのでしょうか。
コーヒーと言っていますが、気分をすっきりさせたり、眠気を抑えたりする効果のあるのはカフェインです。
カフェインには様々な効果があると考えられていますが、全体として考えると交感神経を優位にする働きがあります。
交感神経とは体を興奮状態の方向へ導く神経です。
例えば、やる気が出たり、眠気がなくなったり、血流が促進されたりという効果があります。
そのため、副交感神経が優位になり、体がリラックス状態になっているときにカフェインを摂取することで、交感神経が優位になり、眠気が抑えられるという仕組みです。
ところで、偏頭痛は脳の血管が拡張してしまい、それが神経を刺激することで引き起こされます。
脳の血管が拡張してしまう原因は人それぞれ様々であり、低体温、低血圧、寝すぎなどがあります。
コーヒーに含まれているカフェインには血管を収縮させる効果があります。
そのため、偏頭痛に襲われたときにコーヒーを飲むことで、血管が収縮し、痛みを抑えることができるのです。
ただ、この方法で痛みを改善できない人もいますし、緊張型の頭痛の場合は逆効果になってしまいます。
コーヒーを飲めば必ず頭痛が治るという訳ではありませんのでその点には注意してください。
※整体で頭痛を改善する