頭痛に日々悩んでいる人は時折、今日は気圧が低いから頭痛がするといったような意味の発言をします。
ここで、気圧と頭痛は本当に関係があるのかと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
実際のところ気圧と頭痛には関連性はあるのでしょうか。
一般的には気圧と頭痛は関係があるように考えられています。
実は気圧によって頭痛が引き起こされるという証拠は存在しません。
しかし、気圧が変化することで頭痛になるという人も実は多くいます。
最近では気圧が変化することで頭蓋骨内の圧力が変化し、それが原因となって脳の血管が収縮したり、拡張したりするという考え方が主流になってきています。
また、気圧が低くなることで、血圧自体が下がり、それに伴い脳内の血管が拡張してしまい、頭痛を引き起こすという考え方もあります。
気圧の変化に伴う頭痛は基本的には血管が拡張することが原因となる場合がほとんどです。
つまり、偏頭痛を引き起こしやすいということになります。
偏頭痛という特徴から、症状を少しでも解消したい場合は冷やすということが良い方法です。
温めたりすると逆効果です。
気圧の変化による頭痛は相関関係はあると考えられていますが、その原因については未解明な部分が非常に多くなっています。
そのため、もし自分が気圧の変化によって頭痛の症状が見られると感じた場合には有効な治療というものは存在しません。
しかし、生活習慣、食生活などを正すことで、気圧の変化による頭痛も消えることがあります。
頭痛を気圧の変化だけのせいにせず、さまざまなことを見直してみるのが良いでしょう。
※整体で頭痛を改善する