頭痛と一言に言っても様々なものがあります。
そして、頭痛に悩まされている人の中には肩こりを併発している人も多くいます。
一般的には肩こりと頭痛が併発する場合は緊張型の頭痛が主です。
この緊張型頭痛というのは筋肉が緊張したり、固まったりして血流が悪くなり、脳の血管が収縮することで引き起こされます。
一日を通してのデスクワークなどが主な原因となっています。
この緊張型頭痛というのは確かに痛みはありますが、我慢できないほどの痛みではありません。
そして、緊張型頭痛に比べると偏頭痛の痛みは何倍も痛いのです。
偏頭痛と肩こりが併発している人も多くいます。
この場合は緊張型の頭痛とは異なり、偏頭痛の症状として肩こりを感じるという仕組みになっています。
緊張型の頭痛は肩こりが原因で頭痛が起こるのでその点が全く異なります。
偏頭痛を引き起こす痛み物質が症状が悪化すると、首筋や肩まで及ぶ場合があります。
このときに、首筋が痛んだり、肩こりを感じたりするのです。
血管が拡張することでこれらの痛みが起こるため、血管が収縮して引き起こされるような痛みに比べると何倍も痛みを感じるはずです。
肩こりと頭痛が併発したからと言って、必ず偏頭痛が原因というように自分で断定するのは難しいでしょう。
緊張型の頭痛の場合もありますし、他の原因が考えられるかもしれません。
そのため、少しでも疑問を感じたら、時間のあるときに医師の診察を受けてみるのが良いでしょう。